『星空ホールへおいでよ♪』

はいはいはーい。どーも。ナイトくんです。こんばんは、ご主人

おっす。主。リコだ。ナイト直々に相手役やってくれと願われたからな。来たぞ！

ありがと♪　リコちゃん。じゃあ、さっそくはじめてイーヨ？

なんかひっかる言いかただな……。まあいいけどな！

んじゃ。ナイトのこと聞いてくぞ！まずは身長を教えてくれ！

１７３センチかな？

おっ。思ったより低いな、おまえ。もっと高く感じたんだが

うるさいなー。まわりが巨人が多いんだよ〜

それにリコちゃんよりは高いし〜

ニヤニヤしながら言うの、やめろ！僕も言い方が悪かったが、おまえの言い方もいやらしいぞ！

僕はわざとだよ？

余計悪い！　やめろ！

やだなー。そんなに睨まないでくれる？ちょっとふざけただけだよ〜

そんなことよりさ、他に質問ないの？もう終わり？

あ、そうだな。すまない

えっと。仲が良いヤツとか苦手なこととか、なんかあるのか？　ナイトは

仲が良い子は……そうだなあ。それは別のとこで答えてるからパスするね。苦手なことねえ……

苦手な子はいる……かな

え！？　そうなのか！？　…………だ、誰か聞いていいか？

ファンタジーマイワールドの住人で、マイルールのもと、マイウェイを歩いてる王子様だよ

それは……まさか……

そう、あの子だよ。そういえば、あの子、この僕の紹介の回に参加するって言い出して大変だったんだよ。なんかさ、優しくした覚えないのに懐かれちゃっててさ〜

へえ……それは……

（スゥっとどこからともなく人影が……）

って……ええ！？

ナイト様、リコ様。こんばんは

！！

さあ、はりきってナイト様の紹介、行きましょう〜

ちょ……！来ないでって言ったのに！どうして来ちゃったのさ、プリンくん！しかも遅刻……っていうか終わりかけにきて突然仕切ってるし！

おいおい、ひどいな。来ないでなんて言ったのか？っていうかプリンって呼ぶの、やめてやれよ……

まずは〜……たしか、ナイト様の背の高さをおうかがいするのですよね♪

ちょっと、リコちゃん。どうにかしてよ！　僕、この子相手だと調子狂っちゃうんだよ！

そ、そうみたいだな。まあ、とりあえず落ち着け。来ちゃったもんは仕方ないだろ？　今回はプリンスのペースに乗ろう？　な？

絶対後悔する。僕は断言する

フラグ立てるなっての

…………（ニコニコしてる）

…………？

………………？

…………（ニコニコしてる）

……ねえ、この『間』はなんなの？　この子、ずっとニコニコして黙ってるけど

……僕に聞くな

ねえ、プリンくん。君が仕切ってくれるんじゃないの？　このニコニコタイムはなんなのかな？

待ってるんです。ナイト様の紹介コーナーが始まるのを♪

もう始まってるよ！？　……ていうか、始まってたよ？　もっといえば終わりかけてたよ！

あ。そうだったんですね〜。それは申し訳御座いません

それではENDING♪ですね！

そうだね。エンディングだね

それでは歌います。星空ホールへおいでよ♪です！

歌うの！？

……あ、でもここからでは、ご主人様に歌声が届きませんね……

……気づいてくれて良かったよ

もう……なにもしないで……

プリンスワールド炸裂……

（このあと約１時間ほど、プリンスワールドは続いた）

＜おまけ＞